肌荒れ30代(女性)
▼Q1.皮膚疾患で病院に通ったことはありますか。
はい
▽疾病名
主婦湿疹(手指)
▼Q2.Q1で「はい」と回答された方にお聞きします。病院での治療に満足されましたか。
いいえ
▽Q2.具体的に
いつもステロイドとワセリンを処方されるが、病院で塗布していただいたようにあんなにべったり塗っては家事はできない。必然的に塗るのは寝る前だけになり、夜はかゆくてかきむしっているらしくなかなか治らない。すぐに飲み薬を処方されるのもあまり好きではなく、どうしても必要ですかと尋ねても、治す気があるのですかと言われる。何回も病院を変えたが、どこも同じ。
▼Q3.非接触研究会の会員クリニックがあったら通院してみたいと思われますか。
はい
▽Q3.理由
一度だけ病院で薬の処方に加えて「極力触らないように」と指導されたことがあり、指紋がなくなるほどひどかった時だったので家事を犠牲にして数日過ごしてみたところ確かに改善したけれど、やはり生活に支障がありすぎ、現実的ではないと言いつけを守れなかった。このあたりを丁寧に相談に乗ってくれるクリニックがあれば非常に嬉しい。(ちなみにその病院に相談した時は「それは病院の仕事ではない。あなたの意識の問題だ」と言われた)
▼Q4.非接触生活を始めて、現段階で肌に変化はありますか。
ある
▽Q4.具体的に
顔は明らかに調子がいいです。始めてからつい数日前まで顔の下半分は粉をふいていましたが、肌の調子はいいのだとなぜか確信が持てており、非接触生活をやめる気には全くなりませんでした。(ちょうど今日ふと「あ、粉ふきがなくなっている」と気が付きました)。肌の手触りがさらり、というかつるり、というものに変わり、夫からも「何この手触り!」と驚かれました。自分では肌のトーンも1段明るくなっているような気がしています。タオルで顔を拭くのをやめ、指定のペーパータオルで拭くようにしてからの変化が特に顕著だったかもしれません。
ただ手指の方は一進一退です。改善したと思ったら、翌日には驚くほど悪化したりします。特に今月末に引越を控えており、ものすごい量の物(きっと刺激物でいっぱい!)に触れているのが原因でしょう。その手で顔にだけは断固触らないように気を付けていますが、やはり様々なものに触れざるを得ない手指はなかなかうまくいかないものだな、と感じています。
▼Q5.お湯洗髪に挑戦してどのくらいですか。
1年以上
▼Q6.小麦粉シャンプーなどの補助品を使って、お湯洗髪はスムーズにできそうですか。
使わなくてもできた
▼Q7.8項目のうち、実践が難しい項目はありますか。
ある
▽Q7.できていないものにチェックをしてください。
(4)顔、身体、髪、手は水またはお湯のみで洗う、
(8)日常的に手で顔や髪に触らない、
▽Q7.具体的に難しい点をお書きください。
4.やはりどうしてもトイレ掃除などの後には、どうしてもどうしても石鹸で手を洗ってしまいます。何度も蛇口の前で葛藤しては、結局使ってしまっています。
8.厳密には手で触っているわけではないのですが、長年寝る前の読書の時、枕にあごを乗せて読んでいたことに最近気が付きました。もちろん指定の洗剤で毎日洗っている枕カバーですが、夢中で読んでいるうちになんやかやの刺激物が枕カバーに付き、それがあごに付くのか、あごのニキビだけなかなか改善しませんでした。そのことに気付いてからはあごを乗せないように気を付けていますが、やはり本が面白いとだめです。気づくと乗っています。気を付けます。
▼Q8.非接触生活を行っての感想や質問、お湯洗髪のコツなどがありましたら教えてください。
私は非接触生活を始める前は〇〇〇式の肌断食をやっていました。それは肌のためというよりも、ミニマリストなので基礎化粧品を持ちたくない、という理由からでした。
そんなある時、肌断食否定派の友人に「あそこにいる脂ぎってしみだらけのおじさん(超絶失礼)も多分洗顔料も基礎化粧品も一切使ってこなかっただろうけど、お世辞にも肌がきれいとは思えないよ。あんたそんなことしてて大丈夫なの?」と言われ、何も言い返せなかったことがありました。「確かに…」と納得してしまったのです。それでもやはり物を持ちたくなくて、だらだら3年ほど肌断食を続け、気付くとそのやり方は我流の中途半端なものになり、時々シャンプーもするし(夫のを拝借)、時々パックもする(試供品)。
パックすればやっぱり肌はしっとりして嬉しくなり、「たまにやる分には構わないよね、週末肌断食なんてのもあるし、私がやってるのはそれそれ」なんて自分が何をしたいのか確固たる信念のないまま、漫然と中途半端な肌断食を続けていました。
けれどそんな生活で頬にしみができてしまい、どうしたらいいんだ、やはり基礎化粧品を持つしかないのかと途方に暮れていた時に出会ったのが非接触生活でした。
正直、肌断食より段違いに厳しく、難しいです。けれど今度は確信が持てるのです。あの時の友人に同じことを問われた時、「私がやっている非接触生活というのはそうではなくてね…」ときちんと自分がやっていることを説明できる自信があるのです。これは非常に私にとって大きなことです。
今までどんな化粧品を使う時も、肌断食をしていた時ですらも、本当にこれでいいのだろうか、という疑問から逃れることはできませんでした。そのせいで中途半端に自己アレンジを加えてしまい、本来そのものが持つ効果を最大限に発揮させることができていなかったと思います。
でも非接触生活は、私にとって非常に納得できるもので、自信を持って続けられています。「肌に悪いものが一切触れなければいい」という単純明快な主張。このシンプルなセオリーただ一つを守ればいい、というのはミニマリスト的にもグッと来ます。
お湯洗髪のコツは、大したものではありませんが3つほど。
・誰でも完全にできるようになるまでには時間がかかるからあきらめないで
・とにかく全ての工程(ブラッシング・洗髪・乾かす)に時間をかけて丁寧に
・仕上がりがパサつく、広がるという方は、お湯洗髪自体が問題なのではなく乾かし方が問題なのかもしれない
3つ目の乾かし方について、ドライヤーの温風は必ず上から当てるようにするといいです。毛流れを決して荒立てないように、上からです。かなり腕をピンと上に伸ばす必要があります。疲れます。でもこうすると仕上がりが落ち着きます。一つ注意すべきは、毛の根元に上から温風をかけてしまうと髪がペタンとしてシルエットが貧弱になってしまいます。根元の毛を指で持ち上げながら温風を含ませるように乾かすのがポイントです。
全体通して非常に長くなってしまいましたが、まとめると、非接触生活はなんだか楽しいということです。
肌が改善していくことも、信念を持ってできるということも、まるで修行のような厳しいルールを一つ一つ守って日々を送っていくことも、どれも楽しいです。
非接触生活に出会えて本当に良かったと思っています。これからも頑張って続けていきたいです。