オリエンテーション
こんにちは。
皮膚臨床技術研究会のシニアフェロー、
牛田専一郎です。
明日より、「非接触生活」入門編、
ラーナー(learner)講座が始まります。
7日間(1日1回、全7回)のメール配信を通じて、
化粧品・日用品の知識を交えつつ
「非接触生活」の具体的な実践方法を
お知らせしていきます。
今回は、
講座の概要をご案内する
オリエンテーションをお届けします。
▼はじめに ~肌トラブルの原因は日常のなかに~
私たちの身の回りは、
安定性・低刺激性に優れた化粧品、
洗濯を繰り返してもやわらかさの続くタオルや衣類、
落ちにくい抗菌仕上げをした日用品など、
快適性を追求したものであふれています。
ところが、その快適性は
すべての人にもたらされているわけではありません。
残念ながら、化粧品や洗濯洗剤、
さまざまな日用品に施されている抗菌加工や
柔軟加工によって、
肌に異常や変調をきたしてしまう人々がいるのです。
多くの人は問題なく使用できているため
その存在は見落とされがちですが。
肌トラブルの原因を探るうえで
『化粧品や日用品に、肌を傷める刺激物質が
含まれている』という事実を無視することは
できません。
▼ラーナー講座でお伝えしたいこと
多くの人が当たり前のようにしている
化粧、洗顔、入浴、洗髪、洗濯……。
これらの行為の中に
肌の健康を損なう要素が含まれていることを、
「肌が弱い」「長期間肌トラブルに悩んでいる」
という方に知っていただきたいと思っています。
肌の変調は、身体から発せられたサインです。
皮膚という器官のしくみ、
皮膚生理についての知識を持つことで、
自分の肌を守ることができます。
これまで長期間、
原因のわからない皮膚トラブルに悩んできた方、
何をしてもよくならず希望を失っている方に、
健康な素肌を取り戻し、
笑顔で前向きに生活してほしい――。
そんな願いを込めて、
この講座をお届けいたします。
▼開講前に「予習」と「撮影」を
サイト「非接触皮膚科学」で
非接触生活の具体的な実践方法を紹介しています。
ぜひ予習をしておいてくださいね。
☆非接触生活・8つの習慣
http://hisesshoku-derm.com/contents/style/nanimo.php
分からないことがあるときや、復習をしたいときは
メールマガジン「秘密の皮膚科学」の
バックナンバーをご活用ください。
☆創刊号から最新号まで、すべて掲載しています
http://hisesshoku-derm.com/archives/02mm/
8つの習慣がすべて達成できれば
ラーナー期間のうちに
毛穴、カサつき、炎症、かゆみ、ニキビ、くすみ、
角化症が改善します。
現在がどのような状態であっても
肌は健康を取り戻すことができます。
毎日鏡でご自分の顔を見ていると、
変化に気づきにくいものです。
今の状態を記録に残しておきたくないという
思いがある方もスタート段階の写真があると、
どのくらい肌が変化しているのか
客観的に確認することができます。
非接触生活を続ける励みにもなりますので、
肌トラブルは改善すると信じて、
ぜひ現在の写真を撮っておきましょう。
▼明日から7日連続の白熱講義。
ご案内役はいつもの二人!
「非接触生活」ラーナー講座は
次のように進んでいきます。
【第1講(1日目)】自分の肌の強さ、弱さを知る
【第2講(2日目)】非接触生活、まず行なうこと
【第3講(3日目)】見落としがちな
間接接触について学ぶ
【第4講(4日目)】仕上がりに差が出る
お湯洗髪のコツ
【第5講(5日目)】○○肌について学ぶ
【第6講(6日目)】改善しない理由を探る
【第7講(7日目)】非接触生活を楽しむ秘訣
ご案内役を務めさせていただくのは、
メルマガでもおなじみのコンビ、
シニアフェローの牛田と、フェローの白木です。
では二人から簡単に自己紹介を。
---- * ----- * ----- * ----- * ----- * ----- * ----- * ---
●牛田 専一郎(うしだ・せんいちろう)
「みなさん、こんにちは。
皮膚臨床技術研究会・
シニアフェローの牛田です。
長年コスメプロデュースに携わってきた私は
肌と化粧品の専門家です。
“肌の弱い人が、健康な素肌を取り戻すために
知ってほしいこと”をお伝えする週刊メルマガ
『秘密の皮膚科学』を配信しています。
メルマガは2004年の創刊から
淡々と続けてきました
が、ラーナー講座ではそのエッセンスを
ぎゅっと凝縮してお届けします!」
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●白木 葉子(しらき・ようこ)
「かつては寝ても覚めても化粧品!
のコスメフリークでしたが
牛田さんの助手になってから“美肌観”が
徐々に変わり、今では私も
非接触生活・実践者の一人です。
みなさん、美しく健康な素肌を目指して
明日からの一週間、
一緒にがんばりましょう!」
☆二人の詳しいプロフィールはこちら。
似顔絵付きです!
http://hisesshoku-derm.com/archives/01about/profile.php
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皮膚臨床技術研究会のシニアフェロー、
牛田専一郎です。
明日より、「非接触生活」入門編、
ラーナー(learner)講座が始まります。
7日間(1日1回、全7回)のメール配信を通じて、
化粧品・日用品の知識を交えつつ
「非接触生活」の具体的な実践方法を
お知らせしていきます。
今回は、
講座の概要をご案内する
オリエンテーションをお届けします。
▼はじめに ~肌トラブルの原因は日常のなかに~
私たちの身の回りは、
安定性・低刺激性に優れた化粧品、
洗濯を繰り返してもやわらかさの続くタオルや衣類、
落ちにくい抗菌仕上げをした日用品など、
快適性を追求したものであふれています。
ところが、その快適性は
すべての人にもたらされているわけではありません。
残念ながら、化粧品や洗濯洗剤、
さまざまな日用品に施されている抗菌加工や
柔軟加工によって、
肌に異常や変調をきたしてしまう人々がいるのです。
多くの人は問題なく使用できているため
その存在は見落とされがちですが。
肌トラブルの原因を探るうえで
『化粧品や日用品に、肌を傷める刺激物質が
含まれている』という事実を無視することは
できません。
▼ラーナー講座でお伝えしたいこと
多くの人が当たり前のようにしている
化粧、洗顔、入浴、洗髪、洗濯……。
これらの行為の中に
肌の健康を損なう要素が含まれていることを、
「肌が弱い」「長期間肌トラブルに悩んでいる」
という方に知っていただきたいと思っています。
肌の変調は、身体から発せられたサインです。
皮膚という器官のしくみ、
皮膚生理についての知識を持つことで、
自分の肌を守ることができます。
これまで長期間、
原因のわからない皮膚トラブルに悩んできた方、
何をしてもよくならず希望を失っている方に、
健康な素肌を取り戻し、
笑顔で前向きに生活してほしい――。
そんな願いを込めて、
この講座をお届けいたします。
▼開講前に「予習」と「撮影」を
サイト「非接触皮膚科学」で
非接触生活の具体的な実践方法を紹介しています。
ぜひ予習をしておいてくださいね。
☆非接触生活・8つの習慣
http://hisesshoku-derm.com/contents/style/nanimo.php
分からないことがあるときや、復習をしたいときは
メールマガジン「秘密の皮膚科学」の
バックナンバーをご活用ください。
☆創刊号から最新号まで、すべて掲載しています
http://hisesshoku-derm.com/archives/02mm/
8つの習慣がすべて達成できれば
ラーナー期間のうちに
毛穴、カサつき、炎症、かゆみ、ニキビ、くすみ、
角化症が改善します。
現在がどのような状態であっても
肌は健康を取り戻すことができます。
毎日鏡でご自分の顔を見ていると、
変化に気づきにくいものです。
今の状態を記録に残しておきたくないという
思いがある方もスタート段階の写真があると、
どのくらい肌が変化しているのか
客観的に確認することができます。
非接触生活を続ける励みにもなりますので、
肌トラブルは改善すると信じて、
ぜひ現在の写真を撮っておきましょう。
▼明日から7日連続の白熱講義。
ご案内役はいつもの二人!
「非接触生活」ラーナー講座は
次のように進んでいきます。
【第1講(1日目)】自分の肌の強さ、弱さを知る
【第2講(2日目)】非接触生活、まず行なうこと
【第3講(3日目)】見落としがちな
間接接触について学ぶ
【第4講(4日目)】仕上がりに差が出る
お湯洗髪のコツ
【第5講(5日目)】○○肌について学ぶ
【第6講(6日目)】改善しない理由を探る
【第7講(7日目)】非接触生活を楽しむ秘訣
ご案内役を務めさせていただくのは、
メルマガでもおなじみのコンビ、
シニアフェローの牛田と、フェローの白木です。
では二人から簡単に自己紹介を。
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●牛田 専一郎(うしだ・せんいちろう)
「みなさん、こんにちは。
皮膚臨床技術研究会・
シニアフェローの牛田です。
長年コスメプロデュースに携わってきた私は
肌と化粧品の専門家です。
“肌の弱い人が、健康な素肌を取り戻すために
知ってほしいこと”をお伝えする週刊メルマガ
『秘密の皮膚科学』を配信しています。
メルマガは2004年の創刊から
淡々と続けてきました
が、ラーナー講座ではそのエッセンスを
ぎゅっと凝縮してお届けします!」
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●白木 葉子(しらき・ようこ)
「かつては寝ても覚めても化粧品!
のコスメフリークでしたが
牛田さんの助手になってから“美肌観”が
徐々に変わり、今では私も
非接触生活・実践者の一人です。
みなさん、美しく健康な素肌を目指して
明日からの一週間、
一緒にがんばりましょう!」
☆二人の詳しいプロフィールはこちら。
似顔絵付きです!
http://hisesshoku-derm.com/archives/01about/profile.php
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【第1講(1日目)】自分の肌の強さ、弱さを知る
こんにちは。
皮膚臨床技術研究会のシニアフェロー、牛田専一郎です。
「こんにちは、フェローの白木です。
ラーナー講座、いよいよ始まりましたね。
みなさん、よろしくお願いします!」
第1講は、肌の強さ・弱さについて。
まずはご自分の肌を知ることから
始めましょう。
▼あなたの肌は強い? 弱い?
こちらのページで
あなたの肌の強さをチェックしてみましょう。
↓ ↓ ↓ ↓
【肌の強さ診断チャート】
http://hisesshoku-derm.com/archives/03self-check/skin_check/type.cgi
*肌の強さを次の4段階で判定します。
(A)角質層のバリア力の強い肌です。
(B)比較的バリア力の強い肌です。
(C)比較的バリア力の弱い肌です。
(D)角質層のバリア力の弱い肌です。
さて、診断結果はいかがでしたか?
(C)または(D)だった方は
“弱い肌”の持ち主です。
現在、ニキビ・シミ・シワ・肝斑・皮膚炎・角化症・乾癬(かんせん)
などの症状がある方も、このタイプに入ります。
▼非接触生活がよい、2つの理由
何か言いたくてウズウズしている白木さん。
質問があれば、どうぞ!
「肌の弱い人=非接触生活をする必要がある人、
ということでしょうか?」
そうです。
肌の弱い人に、非接触生活を
おすすめする理由は2つあります。
(1)本来、皮膚は何もつけなくてよい臓器であるから。
*--------------------------------------------------------*
健康な肌には、自ら潤いを保ち、
体内を守るバリア機能が備わっています。
つまり、そもそも皮膚は何かをつける必要がない
臓器なのです。
(2)シャンプー・リンス、化粧品、消臭剤などの
日用品には一次刺激性物質が含まれているから。
*--------------------------------------------------------*
基礎化粧品、メイク用化粧品、洗浄剤などには
一次刺激性物質が使われています。
「一次刺激性」とは
炎症作用があり、タンパク変性作用があること。
生きている細胞が接触すると、
誰にでもトラブルが起こります。
▼肌の性質は、十人十色
「一次刺激性物質の影響を受けて
肌が傷んでしまう人がいる一方で、
毎日のようにシャンプーやメイクをしていても
キレイな肌の人もいますよね。
これは一体どういうことなんでしょうか?」
まだ解明されていないことも多いのですが、
肌の強さ・弱さには大きな個人差があるのです。
肌の強い人にとっては、
化粧品や日用品の影響を受けてしまうほど
肌の弱い人がいるなんて、思いもよらないことでしょう。
肌の角質層は、死んだ細胞の角質を何層も重ねて
その隙間を細胞間脂質で接着しています。
肌の弱い人は、その接着力が弱く
刺激や変性の影響を受けやすいのかもしれません。
ひとくちに“肌の弱い人”と言っても
その性質は人それぞれで、
同じ一次刺激性物質に触れていても
トラブルが局所的に出る人がいれば、
全身に出てしまう人もいます。
また、トラブルが起こるタイミングも
・角質層のバリア力が弱く1年中刺激に弱い人
・1日の気温差が激しくなる季節の変わり目に弱い人
・ストレスや体調によって刺激に弱くなる人
といった具合に、人によってまちまちです。
▼肌の強さは変えられる?
「肌を強くすることができたらいいのにな。
そんなことは可能でしょうか?」
残念ですが、
肌の強さは生まれつきのもの。
肌の弱い人が、
肌の強い人になることはありません。
ただ、肌の弱い人も
一次刺激性物質との接触を断つことさえできれば、
トラブルが改善するだけでなく、その先もずっと
きれいな素肌を保つことができます。
生まれつきの肌の強さが変わらないことに
がっかりしてしまう方もいるかもしれませんが……
肌が弱いからこそ、
これまでの繕った美しさから卒業して
素肌と内面の“真の美しさ”に向き合うチャンスを得ている。
そんな風に考えると、ワクワクしませんか?
楽しく、前向きに生活していきましょう!
【第1講のポイント】
●皮膚は、何もつけないことで
健康を保つことができる器官です。
●肌の弱い人は、日常生活にあふれる一次刺激性物質を
肌に接触させないことで
健康な素肌を取り戻すことができ、
その後も健康な素肌を維持することができます。
本日の講義はここまで。
ではみなさん、また明日お会いしましょう。
第2講は『非接触生活、まず行うこと』
をお届けします。
皮膚臨床技術研究会のシニアフェロー、牛田専一郎です。
「こんにちは、フェローの白木です。
ラーナー講座、いよいよ始まりましたね。
みなさん、よろしくお願いします!」
第1講は、肌の強さ・弱さについて。
まずはご自分の肌を知ることから
始めましょう。
▼あなたの肌は強い? 弱い?
こちらのページで
あなたの肌の強さをチェックしてみましょう。
↓ ↓ ↓ ↓
【肌の強さ診断チャート】
http://hisesshoku-derm.com/archives/03self-check/skin_check/type.cgi
*肌の強さを次の4段階で判定します。
(A)角質層のバリア力の強い肌です。
(B)比較的バリア力の強い肌です。
(C)比較的バリア力の弱い肌です。
(D)角質層のバリア力の弱い肌です。
さて、診断結果はいかがでしたか?
(C)または(D)だった方は
“弱い肌”の持ち主です。
現在、ニキビ・シミ・シワ・肝斑・皮膚炎・角化症・乾癬(かんせん)
などの症状がある方も、このタイプに入ります。
▼非接触生活がよい、2つの理由
何か言いたくてウズウズしている白木さん。
質問があれば、どうぞ!
「肌の弱い人=非接触生活をする必要がある人、
ということでしょうか?」
そうです。
肌の弱い人に、非接触生活を
おすすめする理由は2つあります。
(1)本来、皮膚は何もつけなくてよい臓器であるから。
*--------------------------------------------------------*
健康な肌には、自ら潤いを保ち、
体内を守るバリア機能が備わっています。
つまり、そもそも皮膚は何かをつける必要がない
臓器なのです。
(2)シャンプー・リンス、化粧品、消臭剤などの
日用品には一次刺激性物質が含まれているから。
*--------------------------------------------------------*
基礎化粧品、メイク用化粧品、洗浄剤などには
一次刺激性物質が使われています。
「一次刺激性」とは
炎症作用があり、タンパク変性作用があること。
生きている細胞が接触すると、
誰にでもトラブルが起こります。
▼肌の性質は、十人十色
「一次刺激性物質の影響を受けて
肌が傷んでしまう人がいる一方で、
毎日のようにシャンプーやメイクをしていても
キレイな肌の人もいますよね。
これは一体どういうことなんでしょうか?」
まだ解明されていないことも多いのですが、
肌の強さ・弱さには大きな個人差があるのです。
肌の強い人にとっては、
化粧品や日用品の影響を受けてしまうほど
肌の弱い人がいるなんて、思いもよらないことでしょう。
肌の角質層は、死んだ細胞の角質を何層も重ねて
その隙間を細胞間脂質で接着しています。
肌の弱い人は、その接着力が弱く
刺激や変性の影響を受けやすいのかもしれません。
ひとくちに“肌の弱い人”と言っても
その性質は人それぞれで、
同じ一次刺激性物質に触れていても
トラブルが局所的に出る人がいれば、
全身に出てしまう人もいます。
また、トラブルが起こるタイミングも
・角質層のバリア力が弱く1年中刺激に弱い人
・1日の気温差が激しくなる季節の変わり目に弱い人
・ストレスや体調によって刺激に弱くなる人
といった具合に、人によってまちまちです。
▼肌の強さは変えられる?
「肌を強くすることができたらいいのにな。
そんなことは可能でしょうか?」
残念ですが、
肌の強さは生まれつきのもの。
肌の弱い人が、
肌の強い人になることはありません。
ただ、肌の弱い人も
一次刺激性物質との接触を断つことさえできれば、
トラブルが改善するだけでなく、その先もずっと
きれいな素肌を保つことができます。
生まれつきの肌の強さが変わらないことに
がっかりしてしまう方もいるかもしれませんが……
肌が弱いからこそ、
これまでの繕った美しさから卒業して
素肌と内面の“真の美しさ”に向き合うチャンスを得ている。
そんな風に考えると、ワクワクしませんか?
楽しく、前向きに生活していきましょう!
【第1講のポイント】
●皮膚は、何もつけないことで
健康を保つことができる器官です。
●肌の弱い人は、日常生活にあふれる一次刺激性物質を
肌に接触させないことで
健康な素肌を取り戻すことができ、
その後も健康な素肌を維持することができます。
本日の講義はここまで。
ではみなさん、また明日お会いしましょう。
第2講は『非接触生活、まず行うこと』
をお届けします。
【第2講(2日目)】非接触生活、まず行なうこと
こんにちは。
皮膚臨床技術研究会のシニアフェロー、牛田専一郎です。
昨日お届けした第1講では、
肌の強さ・弱さについてお話しました。
みなさんの肌はどちらのタイプだったでしょうか?
「こんにちは。白木です。
今日からいよいよ、
非接触生活の実践方法に入りますよ~!」
▼『非接触生活』とは
非接触生活とは、
“肌の弱い人が、一次刺激性物資との接触を断って
健康な素肌を取り戻すための生活習慣”のこと。
以下8つの実践項目があります。
【非接触生活・8つの習慣】
(1)基礎化粧品、シャンプー・リンスを使用しない
(2)肌にトラブルのあるときはメイクをしない
(メイクが必要なときは
お湯と手ぬぐいのみで落とせる程度に)
(3)日常生活では日焼け止めを使わない
(4)顔、身体、髪、手は水またはお湯のみで洗う
(5)肌に触れる衣類や寝具は指定の洗剤で洗う
(6)抗菌剤配合の浴槽用洗剤や、
除菌・消臭スプレーを使用しない
(7)クリーニングに出した衣類や寝具は
直接肌に触れないようにする
(8)日常的に手で顔や髪に触らない
☆各項目の詳しい解説はこちらでどうぞ。
http://hisesshoku-derm.com/contents/style/nanimo.php
「8つの項目がズラリと並ぶと
なんだか圧倒されちゃいますね~」
いずれはすべてを実践していただきたいのですが、
8項目を同時に始めるのは難しいかもしれません。
そこで今回は、
“すぐに始めてほしい2つのこと”
をご紹介します。
▼すぐに始めてほしいこと・その1
ーー 衣類や寝具を指定の洗剤で洗う ーー
8つある習慣のうち、
『洗濯洗剤を指定のものに切り替えること』
が後回しになりやすいようです。
皮膚臨床技術研究会では、
衣類・寝具用の洗剤として
ライオンの「トップクリアリキッド」または
サウンドスタイルの洗濯用洗剤・中性洗剤を
指定しています。
上記以外の洗濯洗剤で洗った布地には
柔軟剤や抗菌剤、遊離脂肪酸などが残留しており、
肌を傷める原因となります。
衣類や寝具は、長い時間、素肌に触れるもの。
その影響は意外にも大きく
顔の赤みやニキビ、身体のかゆみ
などの症状となって現れることも。
使用中の洗剤を使いきってから……ではなく、
今すぐにサウンドスタイルの洗剤、または
「トップクリアリキッド」に切り替えましょう。
指定以外の洗剤で洗ったもの、新品のものは
指定の洗剤で2回以上洗濯をしてから
使用・着用しましょう。
▼洗濯洗剤を指定する理由
「トップクリアリキッドやサウンドスタイルの洗剤を
指定しているのは、なぜですか?」
市販されている液状の洗濯洗剤の中で
◎柔軟剤・蛍光増白剤・抗菌剤を使用していない
◎石けんや油脂由来の界面活性剤を使用していない
という2つの条件を満たすものは、現在のところ
トップクリアリキッドとサウンドスタイルの
洗剤しかないからです。
「指定の洗剤にも界面活性剤が
含まれているようですが……?」
たしかに、界面活性剤は
肌を傷める一次刺激性物質のひとつです。
白木さんが不安に思うのも分かりますが、
洗濯洗剤は布地につけた後、
水で洗い流してしまうもの。
肌に直接つけるものではありませんから、
界面活性剤が含まれていても大丈夫なのです。
皮脂などの汚れや
布地に付着した柔軟剤や抗菌剤を落とすための
洗浄力を確保するには界面活性剤は欠かせない成分です。
▼石けんは肌にやさしい?
「いま石けんで洗濯している方も、
指定の洗剤に切り替えなくてはいけませんか?」
石けんは肌にも、環境にもやさしい。
というイメージを持っている方も多いと思いますが、
石けんもれっきとした合成界面活性剤です。
家庭用品品質表示法の中で
「合成洗剤」と「石けん」を区別して表示しているため、
石けんは界面活性剤でない、
という誤解が生まれやすいようです。
石けんで洗濯をすると、
炎症起因物質である脂肪酸が布地に残留し、
肌の弱い人は 触れた部分にトラブルを
起こすことがわかっています。
石けんカスは洗濯槽にも付着しているため、
かつて石けんで洗濯していた先輩フェローからは
指定の洗剤に切り替えた後も肌トラブルが続いた、
というご報告が寄せられています。
石けんで洗濯していた方は
洗剤の切り替えと同時に、
洗濯槽の洗浄も行いましょう。
その作業をプロの業者さんにお願いした方や、
洗濯機を買い換えた方もいます。
脂肪酸については、こちらで詳しくお話しています。
☆第232号 満を持して?『脂肪酸と炭素数』の秘密
http://hisesshoku-derm.com/archives/2010/04/232.php
▼すぐに始めてほしいこと・その2
ーー 洗浄剤の使用をやめ、水・お湯で洗う ーー
健康な肌では、皮膚常在菌が
悪性菌の繁殖を抑制しています。
ところが、洗浄剤を使用すると
皮膚常在菌のバランスが崩れて、
皮膚は正常なバリア力を保てなくなってしまいます。
顔、身体、髪、手は
水またはお湯だけで洗いましょう。
どの部分を洗うにも、
秘密の手ぬぐいで軽く拭うだけで
充分に汚れを落とすことができます。
お湯洗髪の方法はこちらをご参考になさってください。
☆お湯洗髪成功レポート
http://hisesshoku-derm.com/archives/2007/03/post-14.php
▼成功の秘訣は「8項目をすべて実践」!
第2講では
“すぐに始めてほしい2つのこと”について
お話しました。
「この2つができれば安心……
ではないんですよね?」
ええ。
この2つは“取っ掛かり”に過ぎません。
非接触生活を成功させるポイントは
8つの生活習慣をすべて実践することです。
“できるものだけ行う”というやり方は
肌の弱い方には意味がありません。
1つでも刺激物質に接触していると、
非接触生活を始める前より
悪化したように感じてしまうこともあります。
【全項目を実践できたときから肌の変化が始まる】。
このことを、覚えておいてくださいね。
【第2講のポイント】
●洗濯洗剤の切り替え、衣類・寝具の
洗い直しは今すぐに!
●洗濯石けんを使っていた場合は、
洗濯槽の掃除も必須です。
●皮膚常在菌のバランスを保つために
洗浄剤の使用をストップしましょう。
本日の講義はここまで。
ではみなさん、また明日お会いしましょう。
第3講は『見落としがちな間接接触について学ぶ』
をお届けします。
皮膚臨床技術研究会のシニアフェロー、牛田専一郎です。
昨日お届けした第1講では、
肌の強さ・弱さについてお話しました。
みなさんの肌はどちらのタイプだったでしょうか?
「こんにちは。白木です。
今日からいよいよ、
非接触生活の実践方法に入りますよ~!」
▼『非接触生活』とは
非接触生活とは、
“肌の弱い人が、一次刺激性物資との接触を断って
健康な素肌を取り戻すための生活習慣”のこと。
以下8つの実践項目があります。
【非接触生活・8つの習慣】
(1)基礎化粧品、シャンプー・リンスを使用しない
(2)肌にトラブルのあるときはメイクをしない
(メイクが必要なときは
お湯と手ぬぐいのみで落とせる程度に)
(3)日常生活では日焼け止めを使わない
(4)顔、身体、髪、手は水またはお湯のみで洗う
(5)肌に触れる衣類や寝具は指定の洗剤で洗う
(6)抗菌剤配合の浴槽用洗剤や、
除菌・消臭スプレーを使用しない
(7)クリーニングに出した衣類や寝具は
直接肌に触れないようにする
(8)日常的に手で顔や髪に触らない
☆各項目の詳しい解説はこちらでどうぞ。
http://hisesshoku-derm.com/contents/style/nanimo.php
「8つの項目がズラリと並ぶと
なんだか圧倒されちゃいますね~」
いずれはすべてを実践していただきたいのですが、
8項目を同時に始めるのは難しいかもしれません。
そこで今回は、
“すぐに始めてほしい2つのこと”
をご紹介します。
▼すぐに始めてほしいこと・その1
ーー 衣類や寝具を指定の洗剤で洗う ーー
8つある習慣のうち、
『洗濯洗剤を指定のものに切り替えること』
が後回しになりやすいようです。
皮膚臨床技術研究会では、
衣類・寝具用の洗剤として
ライオンの「トップクリアリキッド」または
サウンドスタイルの洗濯用洗剤・中性洗剤を
指定しています。
上記以外の洗濯洗剤で洗った布地には
柔軟剤や抗菌剤、遊離脂肪酸などが残留しており、
肌を傷める原因となります。
衣類や寝具は、長い時間、素肌に触れるもの。
その影響は意外にも大きく
顔の赤みやニキビ、身体のかゆみ
などの症状となって現れることも。
使用中の洗剤を使いきってから……ではなく、
今すぐにサウンドスタイルの洗剤、または
「トップクリアリキッド」に切り替えましょう。
指定以外の洗剤で洗ったもの、新品のものは
指定の洗剤で2回以上洗濯をしてから
使用・着用しましょう。
▼洗濯洗剤を指定する理由
「トップクリアリキッドやサウンドスタイルの洗剤を
指定しているのは、なぜですか?」
市販されている液状の洗濯洗剤の中で
◎柔軟剤・蛍光増白剤・抗菌剤を使用していない
◎石けんや油脂由来の界面活性剤を使用していない
という2つの条件を満たすものは、現在のところ
トップクリアリキッドとサウンドスタイルの
洗剤しかないからです。
「指定の洗剤にも界面活性剤が
含まれているようですが……?」
たしかに、界面活性剤は
肌を傷める一次刺激性物質のひとつです。
白木さんが不安に思うのも分かりますが、
洗濯洗剤は布地につけた後、
水で洗い流してしまうもの。
肌に直接つけるものではありませんから、
界面活性剤が含まれていても大丈夫なのです。
皮脂などの汚れや
布地に付着した柔軟剤や抗菌剤を落とすための
洗浄力を確保するには界面活性剤は欠かせない成分です。
▼石けんは肌にやさしい?
「いま石けんで洗濯している方も、
指定の洗剤に切り替えなくてはいけませんか?」
石けんは肌にも、環境にもやさしい。
というイメージを持っている方も多いと思いますが、
石けんもれっきとした合成界面活性剤です。
家庭用品品質表示法の中で
「合成洗剤」と「石けん」を区別して表示しているため、
石けんは界面活性剤でない、
という誤解が生まれやすいようです。
石けんで洗濯をすると、
炎症起因物質である脂肪酸が布地に残留し、
肌の弱い人は 触れた部分にトラブルを
起こすことがわかっています。
石けんカスは洗濯槽にも付着しているため、
かつて石けんで洗濯していた先輩フェローからは
指定の洗剤に切り替えた後も肌トラブルが続いた、
というご報告が寄せられています。
石けんで洗濯していた方は
洗剤の切り替えと同時に、
洗濯槽の洗浄も行いましょう。
その作業をプロの業者さんにお願いした方や、
洗濯機を買い換えた方もいます。
脂肪酸については、こちらで詳しくお話しています。
☆第232号 満を持して?『脂肪酸と炭素数』の秘密
http://hisesshoku-derm.com/archives/2010/04/232.php
▼すぐに始めてほしいこと・その2
ーー 洗浄剤の使用をやめ、水・お湯で洗う ーー
健康な肌では、皮膚常在菌が
悪性菌の繁殖を抑制しています。
ところが、洗浄剤を使用すると
皮膚常在菌のバランスが崩れて、
皮膚は正常なバリア力を保てなくなってしまいます。
顔、身体、髪、手は
水またはお湯だけで洗いましょう。
どの部分を洗うにも、
秘密の手ぬぐいで軽く拭うだけで
充分に汚れを落とすことができます。
お湯洗髪の方法はこちらをご参考になさってください。
☆お湯洗髪成功レポート
http://hisesshoku-derm.com/archives/2007/03/post-14.php
▼成功の秘訣は「8項目をすべて実践」!
第2講では
“すぐに始めてほしい2つのこと”について
お話しました。
「この2つができれば安心……
ではないんですよね?」
ええ。
この2つは“取っ掛かり”に過ぎません。
非接触生活を成功させるポイントは
8つの生活習慣をすべて実践することです。
“できるものだけ行う”というやり方は
肌の弱い方には意味がありません。
1つでも刺激物質に接触していると、
非接触生活を始める前より
悪化したように感じてしまうこともあります。
【全項目を実践できたときから肌の変化が始まる】。
このことを、覚えておいてくださいね。
【第2講のポイント】
●洗濯洗剤の切り替え、衣類・寝具の
洗い直しは今すぐに!
●洗濯石けんを使っていた場合は、
洗濯槽の掃除も必須です。
●皮膚常在菌のバランスを保つために
洗浄剤の使用をストップしましょう。
本日の講義はここまで。
ではみなさん、また明日お会いしましょう。
第3講は『見落としがちな間接接触について学ぶ』
をお届けします。
【第3講(3日目)】見落としがちな間接接触について学ぶ
こんにちは。
皮膚臨床技術研究会のシニアフェロー、
牛田専一郎です。
昨日お届けした第2講では、
“まず始めてほしい2つのこと”
ついてお話しました。
白木さんも
非接触生活・実践者のひとりですが
8つの習慣のなかで苦労した項目はありますか?
「今も難しいと思っているのは
8つめの【日常的に手で顔や髪に触らない】です。
気をつけているつもりでも、ついつい
無意識のうちに触ってしまうんですよね~」
▼触ってはいけない、その理由
白木さんが苦戦しているという
【日常的に手で顔や髪に触らない】。
この項目を生活習慣のひとつに加えている理由は
私たちの身の回りには、
肌を傷める原因となる一次刺激性物質が
あふれているからです。
最近では、ソファなどの家具やパソコンなどの
オフィス用品、衣類や寝具、文房具にいたるまで
ほとんどのものに抗菌・柔軟仕上げがされています。
「非接触生活を実践しているつもりでも、
日常生活で無意識に触れているものに
一次刺激性物質が付着しているのですね……」
ええ。
目には見えませんが
私たちの手にはいつも一次刺激性物質が付着している、
といっても過言ではありません。
その手で
そのまま自分の顔や身体に触ると
肌の弱い方はトラブルが起きてしまうことがあるのです。
このように、
なにかを介して一次刺激性物質に触れてしまうことを
【間接接触】といいます。
▼顔や髪を触る前に、手洗いを
肌の弱い方の場合、
一次刺激性物質が付着した手で髪に触り、
その髪が顔にすこし触れただけで
赤みが出たり、ニキビができたりすることも。
無意識のうちに行動が多いので
気をつけるのが難しいのですが、
一次刺激性物質が付着したままの手で
顔や髪に触れないことを徹底しましょう。
手で顔や髪に触れるとき(洗顔や洗髪をするときも)は、
手についた一次刺激性物質を落としてから。
スターターセットのペーパータオルや手ぬぐいで
流水のもと、手をぬぐうようにして洗いましょう。
手の洗い方は、こちらのページをご参考に。
☆(8)日常的に手で顔や髪を触らない
[手に付着した一次刺激性物質の落とし方]
http://hisesshoku-derm.com/contents/style/nanimo08.php
▼家族と同居している方は「浴室」に注意
自分は非接触生活をしていても、
家族が石けんやシャンプーを使っていたり
浴室を抗菌剤配合の浴用洗剤で掃除していたりすると、
浴室が間接接触をしやすい場所になります。
「お風呂で間接接触をしているかどうか、
確かめる方法はあるのでしょうか?」
お風呂上りの肌に
赤みやカサつきが出ている場合は、
入浴時に接触しているということです。
蛇口には石けんやシャンプーなどの
一次刺激性物質が付着しています。
蛇口をひねった手でそのまま顔や髪を
触らないようにしてくださいね。
また、浴槽に腕を接触させていると
毛孔性角化症が悪化します。
家族と共用の洗面器や
タオルにも注意しましょう。
今回お話したことは
どれもこれも、とても些細なことに
思えるかもしれませんが……
間接接触をしないよう気をつけて生活してみると、
その効果が意外なほど大きいことが分かるはずです。
多くの方が悩んでいる“毛穴の開き”も改善しますよ。
【第3講のポイント】
●家具や文具、他人の衣服や髪との
接触により、自分の衣服や手には
一次刺激性物質が付着しています。
●特に、手には日常的に抗菌剤や柔軟剤が
付着しています。
●顔や髪に触れる前に、必ず
手に付着している一次刺激性物質を
落としましょう。
本日の講義はここまで。
ではみなさん、また明日お会いしましょう。
第4講は『仕上がりに差が出るお湯洗髪のコツ』
をお届けします。
皮膚臨床技術研究会のシニアフェロー、
牛田専一郎です。
昨日お届けした第2講では、
“まず始めてほしい2つのこと”
ついてお話しました。
白木さんも
非接触生活・実践者のひとりですが
8つの習慣のなかで苦労した項目はありますか?
「今も難しいと思っているのは
8つめの【日常的に手で顔や髪に触らない】です。
気をつけているつもりでも、ついつい
無意識のうちに触ってしまうんですよね~」
▼触ってはいけない、その理由
白木さんが苦戦しているという
【日常的に手で顔や髪に触らない】。
この項目を生活習慣のひとつに加えている理由は
私たちの身の回りには、
肌を傷める原因となる一次刺激性物質が
あふれているからです。
最近では、ソファなどの家具やパソコンなどの
オフィス用品、衣類や寝具、文房具にいたるまで
ほとんどのものに抗菌・柔軟仕上げがされています。
「非接触生活を実践しているつもりでも、
日常生活で無意識に触れているものに
一次刺激性物質が付着しているのですね……」
ええ。
目には見えませんが
私たちの手にはいつも一次刺激性物質が付着している、
といっても過言ではありません。
その手で
そのまま自分の顔や身体に触ると
肌の弱い方はトラブルが起きてしまうことがあるのです。
このように、
なにかを介して一次刺激性物質に触れてしまうことを
【間接接触】といいます。
▼顔や髪を触る前に、手洗いを
肌の弱い方の場合、
一次刺激性物質が付着した手で髪に触り、
その髪が顔にすこし触れただけで
赤みが出たり、ニキビができたりすることも。
無意識のうちに行動が多いので
気をつけるのが難しいのですが、
一次刺激性物質が付着したままの手で
顔や髪に触れないことを徹底しましょう。
手で顔や髪に触れるとき(洗顔や洗髪をするときも)は、
手についた一次刺激性物質を落としてから。
スターターセットのペーパータオルや手ぬぐいで
流水のもと、手をぬぐうようにして洗いましょう。
手の洗い方は、こちらのページをご参考に。
☆(8)日常的に手で顔や髪を触らない
[手に付着した一次刺激性物質の落とし方]
http://hisesshoku-derm.com/contents/style/nanimo08.php
▼家族と同居している方は「浴室」に注意
自分は非接触生活をしていても、
家族が石けんやシャンプーを使っていたり
浴室を抗菌剤配合の浴用洗剤で掃除していたりすると、
浴室が間接接触をしやすい場所になります。
「お風呂で間接接触をしているかどうか、
確かめる方法はあるのでしょうか?」
お風呂上りの肌に
赤みやカサつきが出ている場合は、
入浴時に接触しているということです。
蛇口には石けんやシャンプーなどの
一次刺激性物質が付着しています。
蛇口をひねった手でそのまま顔や髪を
触らないようにしてくださいね。
また、浴槽に腕を接触させていると
毛孔性角化症が悪化します。
家族と共用の洗面器や
タオルにも注意しましょう。
今回お話したことは
どれもこれも、とても些細なことに
思えるかもしれませんが……
間接接触をしないよう気をつけて生活してみると、
その効果が意外なほど大きいことが分かるはずです。
多くの方が悩んでいる“毛穴の開き”も改善しますよ。
【第3講のポイント】
●家具や文具、他人の衣服や髪との
接触により、自分の衣服や手には
一次刺激性物質が付着しています。
●特に、手には日常的に抗菌剤や柔軟剤が
付着しています。
●顔や髪に触れる前に、必ず
手に付着している一次刺激性物質を
落としましょう。
本日の講義はここまで。
ではみなさん、また明日お会いしましょう。
第4講は『仕上がりに差が出るお湯洗髪のコツ』
をお届けします。
【第4講(4日目)】仕上がりに差が出るお湯洗髪のコツ
こんにちは。
皮膚臨床技術研究会のシニアフェロー、
牛田専一郎です。
今日は【お湯洗髪】についてお話します。
シャンプーをする生活から
シャンプーをしない生活への移行。
これができるまで
試行錯誤する方も多いようですが
白木さんはいかがでしたか?
「自分なりのやり方を確立するまで
ちょっと時間がかかりましたけど、
いろいろ工夫する過程も面白かったです。
みなさん、お湯洗髪をマスターすると
髪がしっとり、さらさらになりますよ~!」
今日は、お湯洗髪の基本と
気持ちよく仕上げるコツをお伝えしましょう。
▼まずは基本をおさえましょう
【基本の洗髪方法】
--------------------------------------------------------
(1)獣毛のブラシで髪をよくブラッシングします。
梳かす方向を変えながら、念入りに
ブラッシングすることがポイント。
(2)綿手袋を両手にはめます。
シャワーヘッドを手に持ち、
地肌近くに強めにお湯を当てながら、
地肌と髪の根元を丁寧に洗っていきます。
片手で髪を持ち上げ、そこに綿手袋をした
もう一方の手を差し入れるようにすると、
地肌まで洗いやすくなります。
シャワーを当てる位置を少しずつ移動させながら、
まんべんなく洗います。
(3)綿手袋をはめた手で、
毛先まで梳かすように洗いましょう。
髪に付着している柔軟剤、
抗菌剤などを落とします。
(4)すすぎはシャワーで充分時間をかけ、
指で髪を梳かすようにしながら行います。
(5)タオルでよく水分をとり、
すぐにドライヤーで乾かしてください。
▼仕上がりに差がつく、5つのコツ
-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=
◆【コツ・その1】洗髪前に念入りなブラッシングを!
-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=
まずは獣毛のブラシで
髪の根元からブラッシングをします。
念入りとはどれくらい?
というご質問をよくいただきますが、
“上から下から、向きを変えて100回ずつ”が目安です。
-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=
◆【コツ・その2】お風呂でよく身体を温めましょう
-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=
髪を洗う前に、湯船に浸かりましょう。
暑い季節はシャワーで済ませてしまいがちですが、
身体を温めておくことで
地肌の汚れが落ちやすくなります。
-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=
◆【コツ・その3】髪を分けて少しずつ、まんべんなく
-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=
シャンプーを使っていたときと同じように
一気にゴシゴシとこすり洗いをすると
ベタつきやにおいが残ってしまいます。
髪を少しずつ分けて、
強めのシャワーを当てながら
頭皮をまんべんなく洗っていきましょう。
綿手袋をした指先で頭皮のベタつきを確かめながら
2往復くらい、少しずつ洗っていくとよいでしょう。
それでもまだベタつく場合は
往復回数を増やしてみてください。
強くこする必要はありません。
-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=
◆【コツ・その4】手櫛で、根元から髪を梳かすように
-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=
髪の根元から、綿手袋をした手で
梳かすように洗いましょう。
地肌や髪についた一次刺激性物質を
綿手袋に付着させて落とします。
ベタつきがちな髪の根元をしっかり洗うと
仕上がりが変わってきます。
-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=
◆【コツ・その5】新しい綿手袋をして、
髪を乾かしましょう
-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=
ドライヤーで乾かすときも綿手袋をしましょう。
髪に残っているベタつきを取ることができます。
洗髪に使った綿手袋には
一次刺激性物質が付着していますから、
新しい手袋を使いましょう。
なお、日常生活で頭皮が一次刺激性物質に
触れていると、
なかなかベタつきが治まりません。
お湯洗髪をしばらく続けているのに
ベタベタする・においが気になる、という場合は
寝具(抗菌加工がしてありませんか?)や
帽子(UV加工がしてありませんか?)
を確認しましょう。
▼お湯洗髪、よくある2つの質問
■Q1.お湯洗髪を始めたら、
髪がパサつくようになったのですが?
→→→ A.お湯洗髪によって、
髪の傷みがあらわになったのです。
------------------------------------------------------------
リンスやトリートメントをしたあとに
髪がツルツルとした手触りになるのは、
髪の表面がコーティングされているから。
お湯洗髪ではこのコーティングをしないため
洗髪後は、あなたの髪本来の“素”の状態になります。
お湯洗髪後の髪がパサついているときは
一次刺激性物質との接触により、髪そのものが
タンパク変性を起こして傷んでいるということ。
髪は死んだタンパク質でできていますので、
一度傷んでしまうと修復はできません。
シャンプーやカラーリングで
傷んだ部分はカットして、
健康な髪が伸びるのを待ちましょう。
■Q2.髪を乾かしていると、手袋が汚れます。
汚れが落ちていない?
→→→ A.“汚れ”の正体は新陳代謝の一部です。
心配ありません!
------------------------------------------------------------
綿手袋についた“汚れ”に見えるものの正体は
地肌の皮脂や剥離した角質です。
先ほどご紹介したお湯洗髪のコツを実践することで、
これらの“汚れ”を減らすことができます。
ただし、これは自然現象であり代謝の一部ですので、
まったく出なくなるということはありません。
ベタつきやかゆみが気にならないようであれば
しっかりとお湯洗髪ができている証拠です。
“汚れ”に見えるものが出ていても
気にすることはありません。
洗髪前後のブラシやくしに付着する
“汚れ”も、これと同じものです。
詳しくはこちらで解説しています。
☆第151号 お湯洗髪のせい?
『クシが汚れる理由』の秘密
http://hisesshoku-derm.com/archives/2008/06/151.php
▼お湯洗髪は、あせらず、じっくりと。
今日はお湯洗髪についてお話しました。
白木さんも、最初のうちは
上手くいかなくて……と、ぼやいていましたっけ。
「シャンプーをつけてゴシゴシ洗って
ザッと流す!
という長年の習慣から
なかなか抜け出せなかったんです。
でも、落ち着いて
ゆっくり時間をかけるようになってから
すっきり、キレイに洗えるようになりました」
そうですね。
お湯洗髪・成功の秘訣は
“ひと手間かけて、やさしく丁寧に!”です。
肌の弱い方が
シャンプー・リンス・コンディショナー・クレイなど
(なかには界面活性剤不使用を謳うものも
ありますので、ご用心)
を使うと赤みやカサつきの原因となります。
モニタリングのアンケートでは
お湯洗髪を始めて1ヶ月未満の方の約8割が
『スムーズに移行できる』『すでにできている』と
回答しています。
まずは1ヶ月を目標に、続けてみましょう。
☆お湯洗髪方法について、
くわしくはこちらでどうぞ。
先輩フェロー達のあみだした方法も
ご紹介しています。
お湯洗髪成功レポート
http://hisesshoku-derm.com/archives/2007/03/post-14.php
【第4講のポイント】
●お湯洗髪は、ひと手間かけて丁寧に。
●思考錯誤を楽しむ余裕を持ちましょう。
本日の講義はここまで。
ではみなさん、また明日お会いしましょう。
第5講は『○○肌について学ぶ』
をお届けします。
皮膚臨床技術研究会のシニアフェロー、
牛田専一郎です。
今日は【お湯洗髪】についてお話します。
シャンプーをする生活から
シャンプーをしない生活への移行。
これができるまで
試行錯誤する方も多いようですが
白木さんはいかがでしたか?
「自分なりのやり方を確立するまで
ちょっと時間がかかりましたけど、
いろいろ工夫する過程も面白かったです。
みなさん、お湯洗髪をマスターすると
髪がしっとり、さらさらになりますよ~!」
今日は、お湯洗髪の基本と
気持ちよく仕上げるコツをお伝えしましょう。
▼まずは基本をおさえましょう
【基本の洗髪方法】
--------------------------------------------------------
(1)獣毛のブラシで髪をよくブラッシングします。
梳かす方向を変えながら、念入りに
ブラッシングすることがポイント。
(2)綿手袋を両手にはめます。
シャワーヘッドを手に持ち、
地肌近くに強めにお湯を当てながら、
地肌と髪の根元を丁寧に洗っていきます。
片手で髪を持ち上げ、そこに綿手袋をした
もう一方の手を差し入れるようにすると、
地肌まで洗いやすくなります。
シャワーを当てる位置を少しずつ移動させながら、
まんべんなく洗います。
(3)綿手袋をはめた手で、
毛先まで梳かすように洗いましょう。
髪に付着している柔軟剤、
抗菌剤などを落とします。
(4)すすぎはシャワーで充分時間をかけ、
指で髪を梳かすようにしながら行います。
(5)タオルでよく水分をとり、
すぐにドライヤーで乾かしてください。
▼仕上がりに差がつく、5つのコツ
-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=
◆【コツ・その1】洗髪前に念入りなブラッシングを!
-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=
まずは獣毛のブラシで
髪の根元からブラッシングをします。
念入りとはどれくらい?
というご質問をよくいただきますが、
“上から下から、向きを変えて100回ずつ”が目安です。
-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=
◆【コツ・その2】お風呂でよく身体を温めましょう
-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=
髪を洗う前に、湯船に浸かりましょう。
暑い季節はシャワーで済ませてしまいがちですが、
身体を温めておくことで
地肌の汚れが落ちやすくなります。
-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=
◆【コツ・その3】髪を分けて少しずつ、まんべんなく
-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=
シャンプーを使っていたときと同じように
一気にゴシゴシとこすり洗いをすると
ベタつきやにおいが残ってしまいます。
髪を少しずつ分けて、
強めのシャワーを当てながら
頭皮をまんべんなく洗っていきましょう。
綿手袋をした指先で頭皮のベタつきを確かめながら
2往復くらい、少しずつ洗っていくとよいでしょう。
それでもまだベタつく場合は
往復回数を増やしてみてください。
強くこする必要はありません。
-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=
◆【コツ・その4】手櫛で、根元から髪を梳かすように
-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=
髪の根元から、綿手袋をした手で
梳かすように洗いましょう。
地肌や髪についた一次刺激性物質を
綿手袋に付着させて落とします。
ベタつきがちな髪の根元をしっかり洗うと
仕上がりが変わってきます。
-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=
◆【コツ・その5】新しい綿手袋をして、
髪を乾かしましょう
-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=
ドライヤーで乾かすときも綿手袋をしましょう。
髪に残っているベタつきを取ることができます。
洗髪に使った綿手袋には
一次刺激性物質が付着していますから、
新しい手袋を使いましょう。
なお、日常生活で頭皮が一次刺激性物質に
触れていると、
なかなかベタつきが治まりません。
お湯洗髪をしばらく続けているのに
ベタベタする・においが気になる、という場合は
寝具(抗菌加工がしてありませんか?)や
帽子(UV加工がしてありませんか?)
を確認しましょう。
▼お湯洗髪、よくある2つの質問
■Q1.お湯洗髪を始めたら、
髪がパサつくようになったのですが?
→→→ A.お湯洗髪によって、
髪の傷みがあらわになったのです。
------------------------------------------------------------
リンスやトリートメントをしたあとに
髪がツルツルとした手触りになるのは、
髪の表面がコーティングされているから。
お湯洗髪ではこのコーティングをしないため
洗髪後は、あなたの髪本来の“素”の状態になります。
お湯洗髪後の髪がパサついているときは
一次刺激性物質との接触により、髪そのものが
タンパク変性を起こして傷んでいるということ。
髪は死んだタンパク質でできていますので、
一度傷んでしまうと修復はできません。
シャンプーやカラーリングで
傷んだ部分はカットして、
健康な髪が伸びるのを待ちましょう。
■Q2.髪を乾かしていると、手袋が汚れます。
汚れが落ちていない?
→→→ A.“汚れ”の正体は新陳代謝の一部です。
心配ありません!
------------------------------------------------------------
綿手袋についた“汚れ”に見えるものの正体は
地肌の皮脂や剥離した角質です。
先ほどご紹介したお湯洗髪のコツを実践することで、
これらの“汚れ”を減らすことができます。
ただし、これは自然現象であり代謝の一部ですので、
まったく出なくなるということはありません。
ベタつきやかゆみが気にならないようであれば
しっかりとお湯洗髪ができている証拠です。
“汚れ”に見えるものが出ていても
気にすることはありません。
洗髪前後のブラシやくしに付着する
“汚れ”も、これと同じものです。
詳しくはこちらで解説しています。
☆第151号 お湯洗髪のせい?
『クシが汚れる理由』の秘密
http://hisesshoku-derm.com/archives/2008/06/151.php
▼お湯洗髪は、あせらず、じっくりと。
今日はお湯洗髪についてお話しました。
白木さんも、最初のうちは
上手くいかなくて……と、ぼやいていましたっけ。
「シャンプーをつけてゴシゴシ洗って
ザッと流す!
という長年の習慣から
なかなか抜け出せなかったんです。
でも、落ち着いて
ゆっくり時間をかけるようになってから
すっきり、キレイに洗えるようになりました」
そうですね。
お湯洗髪・成功の秘訣は
“ひと手間かけて、やさしく丁寧に!”です。
肌の弱い方が
シャンプー・リンス・コンディショナー・クレイなど
(なかには界面活性剤不使用を謳うものも
ありますので、ご用心)
を使うと赤みやカサつきの原因となります。
モニタリングのアンケートでは
お湯洗髪を始めて1ヶ月未満の方の約8割が
『スムーズに移行できる』『すでにできている』と
回答しています。
まずは1ヶ月を目標に、続けてみましょう。
☆お湯洗髪方法について、
くわしくはこちらでどうぞ。
先輩フェロー達のあみだした方法も
ご紹介しています。
お湯洗髪成功レポート
http://hisesshoku-derm.com/archives/2007/03/post-14.php
【第4講のポイント】
●お湯洗髪は、ひと手間かけて丁寧に。
●思考錯誤を楽しむ余裕を持ちましょう。
本日の講義はここまで。
ではみなさん、また明日お会いしましょう。
第5講は『○○肌について学ぶ』
をお届けします。
【第5講(5日目)】○○肌について学ぶ
こんにちは。
皮膚臨床技術研究会のシニアフェロー、牛田専一郎です。
昨日は、お湯洗髪についてお話しましたね。
今日は、具体的な実践方法はひと休み。
一般的によく言われる“乾燥肌”“脂性肌”などの
分類についてお話します。
ところで白木さんのお肌は?
「コスメフリークだった頃、
デパートの化粧品売り場でカウンセリングを受けると
“乾燥肌”って診断されてました」
▼『肌質』が意味するもの
かつて白木さんも店頭で指摘されたという『肌質』。
生まれもった肌質のような響きがありますが、実際は
一次刺激性物質との接触によって肌に現れている
『トラブルの状態』を分類しているだけなのです。
カサついているから、たっぷり保湿をしましょう。
ベタついているから、丁寧に洗顔をしましょう。
というように肌を分類し
解決法を提示することで
カウンセリングがしやすくなる。
つまり、化粧品が売りやすくなるというわけです。
「牛田さん、身もフタもなさすぎます……」
びっくりする方もいらっしゃるかもしれませんが
これが現実です。
▼“○○肌用のスキンケア”に走る前に
同じものに接触していても
カサついたり、ベタついたり、ニキビができたりと
人によって反応の現れ方はさまざまです。
安易に“○○肌用のスキンケア”に走る前に、
なぜ肌トラブルが起きているのか。
その原因を突き止めましょう。
◎肌がカサついている場合(一般にいう“乾燥肌”の方)
-------------------------------------------------------
肌がカサカサしているときは
角質の異常剥離が起こっています。
これは一次刺激性物質と接触している
“証拠”でもあります。
よかれと思ってつけている保湿剤が
かえって何かをつけずにはいられない乾燥感を
引き起こしているのです。
洗顔料やシャンプー・リンスの使用をやめ、
一次刺激性物質の残留した衣類・寝具・タオルなど
肌を傷めるものとの接触を避けましょう。
クリームや乳液の使用はやめていても、
保湿をしないとシワになるという不安から
オイルなど“肌にやさしい”といわれるもので
保湿をしている方もいらっしゃいますが、
これらも一次刺激性物質です。
肌の弱い方にとっては
けっして“やさしい”ものではありません。
◎肌がベタついている場合(一般にいう“脂性肌”の方)
-------------------------------------------------------
お湯だけではベタつきがとれない、
石けんを使わないと皮脂がたまってしまう。
こんな場合は、洗浄剤の使用が
かえって過剰な皮脂分泌を促進させています。
洗顔料やシャンプー・リンスの使用をやめ
一次刺激性物質の残留した衣類・寝具・タオルなど
肌を傷めるものとの接触を避けることで、
すぐに過剰な皮脂分泌は治まっていきます。
▼肌トラブルの症状は人それぞれ
先ほどもお話しましたが、
一次刺激性物質との接触によって起こる
肌トラブルの症状には個人差があります。
同じものに触れていても
ベタつく人、カサつく人、その両方が出る人。
毛穴が広がる人がいれば、黒ずむ人も。
トラブルが現れる部位もさまざまで
顔だけに出る人、身体だけに出る人、頭皮にも出る人、
全身に出てしまう人もいます。
また、トラブルが起こる時期も
季節の変わり目だけ、生理前だけ、夏だけ……
というように、人それぞれです。
「私が乾燥肌と診断されたのは、
化粧品や洗浄剤などの刺激物質に
日常的に触れることで
肌がカサついていたからなんですね」
▼皮膚のしくみは誰でも同じ
今回は、一般的によく言われる
“○○肌”などの分類についてお話しました。
カサつきがちだから乾燥肌、
ベタついているから脂性肌。
というように、
生まれつきそうだったかのように
ご自分の肌質を捉えてしまいがちですが
カサついているのも、ベタついているのも、
一次刺激性物質と接触しているから。
生まれたときから
乾燥肌・脂性肌だった人はいないのです。
今回お話したように、
肌トラブルの起こる部位や症状には個人差があります。
しかし、皮膚の生理・構造は誰もが同じです。
なぜカサついているのか、
なぜベタついているのか。
皮膚のしくみを正しく理解して、
トラブルの原因を考える習慣を持ちましょう。
【第5講のポイント】
●生まれつきの
“○○肌”はありません。
●接触によって起こるトラブルの症状は
人によって異なります。
また、トラブルの起こる部位にも
大きな個人差があります。
本日の講義はここまで。
ではみなさん、また明日お会いしましょう。
第6講は『改善しない理由を探る』
をお届けします。
皮膚臨床技術研究会のシニアフェロー、牛田専一郎です。
昨日は、お湯洗髪についてお話しましたね。
今日は、具体的な実践方法はひと休み。
一般的によく言われる“乾燥肌”“脂性肌”などの
分類についてお話します。
ところで白木さんのお肌は?
「コスメフリークだった頃、
デパートの化粧品売り場でカウンセリングを受けると
“乾燥肌”って診断されてました」
▼『肌質』が意味するもの
かつて白木さんも店頭で指摘されたという『肌質』。
生まれもった肌質のような響きがありますが、実際は
一次刺激性物質との接触によって肌に現れている
『トラブルの状態』を分類しているだけなのです。
カサついているから、たっぷり保湿をしましょう。
ベタついているから、丁寧に洗顔をしましょう。
というように肌を分類し
解決法を提示することで
カウンセリングがしやすくなる。
つまり、化粧品が売りやすくなるというわけです。
「牛田さん、身もフタもなさすぎます……」
びっくりする方もいらっしゃるかもしれませんが
これが現実です。
▼“○○肌用のスキンケア”に走る前に
同じものに接触していても
カサついたり、ベタついたり、ニキビができたりと
人によって反応の現れ方はさまざまです。
安易に“○○肌用のスキンケア”に走る前に、
なぜ肌トラブルが起きているのか。
その原因を突き止めましょう。
◎肌がカサついている場合(一般にいう“乾燥肌”の方)
-------------------------------------------------------
肌がカサカサしているときは
角質の異常剥離が起こっています。
これは一次刺激性物質と接触している
“証拠”でもあります。
よかれと思ってつけている保湿剤が
かえって何かをつけずにはいられない乾燥感を
引き起こしているのです。
洗顔料やシャンプー・リンスの使用をやめ、
一次刺激性物質の残留した衣類・寝具・タオルなど
肌を傷めるものとの接触を避けましょう。
クリームや乳液の使用はやめていても、
保湿をしないとシワになるという不安から
オイルなど“肌にやさしい”といわれるもので
保湿をしている方もいらっしゃいますが、
これらも一次刺激性物質です。
肌の弱い方にとっては
けっして“やさしい”ものではありません。
◎肌がベタついている場合(一般にいう“脂性肌”の方)
-------------------------------------------------------
お湯だけではベタつきがとれない、
石けんを使わないと皮脂がたまってしまう。
こんな場合は、洗浄剤の使用が
かえって過剰な皮脂分泌を促進させています。
洗顔料やシャンプー・リンスの使用をやめ
一次刺激性物質の残留した衣類・寝具・タオルなど
肌を傷めるものとの接触を避けることで、
すぐに過剰な皮脂分泌は治まっていきます。
▼肌トラブルの症状は人それぞれ
先ほどもお話しましたが、
一次刺激性物質との接触によって起こる
肌トラブルの症状には個人差があります。
同じものに触れていても
ベタつく人、カサつく人、その両方が出る人。
毛穴が広がる人がいれば、黒ずむ人も。
トラブルが現れる部位もさまざまで
顔だけに出る人、身体だけに出る人、頭皮にも出る人、
全身に出てしまう人もいます。
また、トラブルが起こる時期も
季節の変わり目だけ、生理前だけ、夏だけ……
というように、人それぞれです。
「私が乾燥肌と診断されたのは、
化粧品や洗浄剤などの刺激物質に
日常的に触れることで
肌がカサついていたからなんですね」
▼皮膚のしくみは誰でも同じ
今回は、一般的によく言われる
“○○肌”などの分類についてお話しました。
カサつきがちだから乾燥肌、
ベタついているから脂性肌。
というように、
生まれつきそうだったかのように
ご自分の肌質を捉えてしまいがちですが
カサついているのも、ベタついているのも、
一次刺激性物質と接触しているから。
生まれたときから
乾燥肌・脂性肌だった人はいないのです。
今回お話したように、
肌トラブルの起こる部位や症状には個人差があります。
しかし、皮膚の生理・構造は誰もが同じです。
なぜカサついているのか、
なぜベタついているのか。
皮膚のしくみを正しく理解して、
トラブルの原因を考える習慣を持ちましょう。
【第5講のポイント】
●生まれつきの
“○○肌”はありません。
●接触によって起こるトラブルの症状は
人によって異なります。
また、トラブルの起こる部位にも
大きな個人差があります。
本日の講義はここまで。
ではみなさん、また明日お会いしましょう。
第6講は『改善しない理由を探る』
をお届けします。
【第6講(6日目)】改善しない理由を探る
こんにちは。
皮膚臨床技術研究会のシニアフェロー、牛田専一郎です。
『非接触生活・8つの習慣を実践しているけれど
なかなか肌の状態が良くならない』
『始めた頃は順調だったけれど、
最近また調子が悪くなってしまった』
といったご相談をいただくことがあります。
体調に波があるように、
肌の調子もいつも一定ではありません。
今日は“肌の調子が良くない理由”を
自分で見つける方法を学びます。
▼1日の流れを書き出す【リストアップ方式】
「がんばって8項目を実践しているのに
肌の状態が良くないと
ガッカリしちゃいますよね……」
白木さんも、
気分が沈んでいたことがありましたね。
そんなときは、落ち着いて
1日の流れを紙に書き出してみましょう。
朝目覚めてから夜眠るまでの行動を
つぶさに振り返ることで、
見えてくるものがあるはずです。
ではこれから、あるフェローが
実際に書き出したメモをご紹介します。
不調の原因がどこにあるのか、
考えながら読んでくださいね。
—- * —– * —– * —– * —– * —– * —– * ——- * —– *
1.<通勤>
一度クリアリキッドで洗ったコートと
耳あてを着用。
防寒用の手袋には消臭、
抗菌加工が施されている。
2.<仕事>
電話対応をしている。
左耳の上側にニキビが繰り返しできる。
3.<洗髪>
プラスチックのブラシを2本使用。
自分専用の洗面器で
クリアリキッドを使って毎日洗っている。
4.<就寝>
シルク配合で手荒れを予防する手袋を着用。
5.<その他 その1>
シャンプーを使っている家族と
ドライヤーを共用。
ドライヤーの持ち手にシャンプーの
シリコンなどが付着し、
それを触った手で髪に触るという
間接接触があるかも。
6.<その他 その2>
抗菌の雑巾で拭いた洗面台の上に、
じかに顔を拭くタオルを置いている。
—- * —– * —– * —– * —– * —– * —– * ——- * —– *
▼答え合わせ。不調の原因はどこに!?
あるフェローの不調の原因。
白木さんは見つけられましたか?
「手袋、電話、ドライヤー、タオル。
どれも怪しいような……」
そのとおり。
リストアップされた内容は、すべて
トラブルの原因になりうるものです。
下記のバックナンバーで
項目ごとに解説をしていますので
ぜひ、ご参考になさってくださいね。
☆第354号 リストアップ?
『接触物の見つけ方』の秘密(3)
http://hisesshoku-derm.com/archives/2013/04/354.php
▼ときには、肌のことから距離を置いて。
「こうして書き出してみると、
一次刺激性物質に囲まれて日々暮らしていることに
あらためて気づかされますね……」
そうですね。
リストアップしてみると、特に間接接触の部分で
何か考えられそうなことが見つかるはずです。
ただ、いろいろなことに神経質になりすぎて
ストレスを感じてしまうのではよくありません。
トラブルがひどくなったとき、
原因を考えても思いつかないときは
しばらく肌のことから離れてみましょう。
ふとしたときに気づくこともあります。
▼肌に手遅れは、ありません。
思い切ってファンデーションをやめたけれど
せめてポイントメイクだけは……
という方が多いようですが、
ポイントメイクをしていると、
肌の状態はなかなか改善しません。
ポイントメイクを、肌の他の部分につかないように
落とすことは、これまでの臨床の結果から
かなり難しいことが分かっています。
健康な素肌を早く取り戻すためには、
ポイントメイクもしないことが近道です。
いま抱えている肌トラブルが
どんなにひどい状態であっても
肌に手遅れはありません。
肌を傷める一次刺激性物質との接触を
完全に断つことができれば、
どなたでも健康な素肌を取り戻すことができます。
【第6講のポイント】
●トラブルがなかなか改善しないときも
落ち着いて。
●自分で原因を探る、
リストアップ方式をマスターしましょう。
本日の講義はここまで。
ではみなさん、また明日お会いしましょう。
第7講は『非接触生活を楽しむ秘訣』
をお届けします。
皮膚臨床技術研究会のシニアフェロー、牛田専一郎です。
『非接触生活・8つの習慣を実践しているけれど
なかなか肌の状態が良くならない』
『始めた頃は順調だったけれど、
最近また調子が悪くなってしまった』
といったご相談をいただくことがあります。
体調に波があるように、
肌の調子もいつも一定ではありません。
今日は“肌の調子が良くない理由”を
自分で見つける方法を学びます。
▼1日の流れを書き出す【リストアップ方式】
「がんばって8項目を実践しているのに
肌の状態が良くないと
ガッカリしちゃいますよね……」
白木さんも、
気分が沈んでいたことがありましたね。
そんなときは、落ち着いて
1日の流れを紙に書き出してみましょう。
朝目覚めてから夜眠るまでの行動を
つぶさに振り返ることで、
見えてくるものがあるはずです。
ではこれから、あるフェローが
実際に書き出したメモをご紹介します。
不調の原因がどこにあるのか、
考えながら読んでくださいね。
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1.<通勤>
一度クリアリキッドで洗ったコートと
耳あてを着用。
防寒用の手袋には消臭、
抗菌加工が施されている。
2.<仕事>
電話対応をしている。
左耳の上側にニキビが繰り返しできる。
3.<洗髪>
プラスチックのブラシを2本使用。
自分専用の洗面器で
クリアリキッドを使って毎日洗っている。
4.<就寝>
シルク配合で手荒れを予防する手袋を着用。
5.<その他 その1>
シャンプーを使っている家族と
ドライヤーを共用。
ドライヤーの持ち手にシャンプーの
シリコンなどが付着し、
それを触った手で髪に触るという
間接接触があるかも。
6.<その他 その2>
抗菌の雑巾で拭いた洗面台の上に、
じかに顔を拭くタオルを置いている。
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▼答え合わせ。不調の原因はどこに!?
あるフェローの不調の原因。
白木さんは見つけられましたか?
「手袋、電話、ドライヤー、タオル。
どれも怪しいような……」
そのとおり。
リストアップされた内容は、すべて
トラブルの原因になりうるものです。
下記のバックナンバーで
項目ごとに解説をしていますので
ぜひ、ご参考になさってくださいね。
☆第354号 リストアップ?
『接触物の見つけ方』の秘密(3)
http://hisesshoku-derm.com/archives/2013/04/354.php
▼ときには、肌のことから距離を置いて。
「こうして書き出してみると、
一次刺激性物質に囲まれて日々暮らしていることに
あらためて気づかされますね……」
そうですね。
リストアップしてみると、特に間接接触の部分で
何か考えられそうなことが見つかるはずです。
ただ、いろいろなことに神経質になりすぎて
ストレスを感じてしまうのではよくありません。
トラブルがひどくなったとき、
原因を考えても思いつかないときは
しばらく肌のことから離れてみましょう。
ふとしたときに気づくこともあります。
▼肌に手遅れは、ありません。
思い切ってファンデーションをやめたけれど
せめてポイントメイクだけは……
という方が多いようですが、
ポイントメイクをしていると、
肌の状態はなかなか改善しません。
ポイントメイクを、肌の他の部分につかないように
落とすことは、これまでの臨床の結果から
かなり難しいことが分かっています。
健康な素肌を早く取り戻すためには、
ポイントメイクもしないことが近道です。
いま抱えている肌トラブルが
どんなにひどい状態であっても
肌に手遅れはありません。
肌を傷める一次刺激性物質との接触を
完全に断つことができれば、
どなたでも健康な素肌を取り戻すことができます。
【第6講のポイント】
●トラブルがなかなか改善しないときも
落ち着いて。
●自分で原因を探る、
リストアップ方式をマスターしましょう。
本日の講義はここまで。
ではみなさん、また明日お会いしましょう。
第7講は『非接触生活を楽しむ秘訣』
をお届けします。
【第7講(7日目)】非接触生活を楽しむ秘訣
こんにちは。
皮膚臨床技術研究会のシニアフェロー、
牛田専一郎です。
「いよいよラーナー講座も
最終回なんですね!」
そうなんです、白木さん。
今日は講座の締めくくりとして
非接触生活を続けていくための
マインドセットについてお話しします。
▼先輩フェロー直伝、ノーメイク生活の楽しみ方
非接触生活・8つの習慣を
完全に達成するためには
時に我慢や、緊張を伴うこともあるでしょう。
とりわけ大きなストレスになりやすいのは
“日常的にメイクをしないこと”
かもしれません。
肌トラブルを隠したいのに、隠せないーー。
そんな葛藤を感じている方に
ぜひ読んでいただきたい、
3つのメッセージをご紹介します。
◆【ノーメイクには夢がある!】
(Fさん:40代・女性)
私が考えるには、ノーメイクで過ごすということは
生き方にもつながることだと思います。
私は直近の肌の状態に一喜一憂するのではなく
年齢を重ねる毎に知識や経験が増え、
そして肌がきれいになっていくという状態に
非常に喜びを感じております。
是非とも、周囲の方に夢を与えるぐらいの気持ちで
ノーメイクにチャレンジしてみてください。
年をとればとるほど、きれいになるなんて
夢があると思いませんか?
◆【弱い肌=良い肌、と捉えてみては】
(Yさん:30代・女性)
化粧をしても、それはあくまでも
“化けている私”であり、
根本的な部分で自信が増すことはなかったし、
化粧を落としたあとの素肌が
何よりずっと気になり続けました。
私は自分を認めたり愛したりしないようになり、
肌に対しても否定ばかりしてきたように思います。
非接触生活を過ごしている今だって、
やはり波はあり、“もう私の肌やだ!”と
泣きたくなることがあります。
でも、隠した綺麗はもうとっくに欲しくないんです。
自分の本来の“素”の綺麗と元気、
本来の健康が欲しいんです。
それが揺るがないようになるのが目標です。
弱い肌は良い肌だと捉えてみてはどうでしょうか。
すぐに反応が出る。困る。
でもそれはちゃんと日々自分に伝えようと
してくれているんだなあ、って。
◆【目先のきれいよりも10年後の美肌を】
(Tさん:20代・女性)
仕事の日も含めたほぼ毎日、
肌には何もつけずに過ごしています。
始めたばかりの頃は、普段はメイクを我慢して
特別な時はきちんとメイクしようと
思っていたのですが、
「皮膚生理を妨げて美肌から遠のいている」と
思うようになり、メイクが必要な時でも
お粉をブラシで付けるだけになりました。
ノーメイクに抵抗を感じる方は、
「目先のきれいを手に入れるよりも、
10年後も美肌でいられる方がいい」
と、考えてみてはいかがでしょうか。
非接触皮膚科学のサイトでは
先輩フェローから寄せられた
“ノーメイク生活を楽しむコツ”を掲載しています。
ぜひご参考になさってくださいね。
☆ノーメイクに抵抗があるなら:
実践者からのアドバイス
http://hisesshoku-derm.com/contents/interactive/nomake.php
▼ゆったりとした気持ちで、希望を持って。
白木さん。
先輩フェローのアドバイスはいかがでしたか?
「ノーメイクには忍耐がつきものかと思いきや、
みなさん明るく、希望を持ってのびのびと
取り組んでいらっしゃるのが印象的でした」
そうですね。
長く続けていくためには、
短期的ではなく長期的な視点を持つこと。
そして、希望と気持ちの余裕を持つことが大切です。
小さな改善に気づき、喜ぶことが励みになりますから
肌の写真を撮ったりメモをつけたりして
記録を残すといいかもしれませんね。
そして、ときには息抜きを。
肌のことばかり気にしてしまうときは
視野を広く持つように心がけて、
気分転換をしてくださいね。
▼これで講座は終了です。
非接触生活を
これから始める方のためのラーナー講座。
全7回をお届けしました。
白木さん、いかがでしたか?
「すっかりできているつもりの非接触生活でしたが、
良いおさらいの機会になりました。
みなさん、1週間おつかれさまでした。
これからも一緒に取り組んでいきましょうね~!」
受講生のみなさん、
最後までお読みいただき
ありがとうございました。
非接触生活の最新情報、
そして牛田と白木の近況!?は
ぜひこちら↓でチェックしてくださいね。
☆メールマガジン『秘密の皮膚科学』
http://hisesshoku-derm.com/archives/02mm/
ではみなさん。
また、メルマガでお会いしましょう!
—- * —– * —– * —– * —– * —– * —– * ——- * —– * —
最後に、皮膚臨床技術研究会からのお知らせです。
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◆【3ヶ月短期集中コースのご案内】
このラーナー講座を終了された方は、
トレーニーにステップアップすることができます。
ラーナー期間中に
毛穴・カサつき・炎症・かゆみ・ニキビ・
くすみ・角化症が改善した方は、
8つの生活習慣が達成できているということ。
ぜひトレーニーにステップアップして
非接触生活3ヶ月短期集中コースに
チャレンジしてくださいね。
短期集中コースでは、ASVC35を使用しながら
色素沈着、シミ、シワの改善を目指します。
詳細はこちらでどうぞ。
◎「長年の肌トラブルに悩む人のための
非接触生活サポートプログラム」
https://jstcd.or.jp/supportprogram/hsp/
短期集中コースにエントリーするには
簡単なクイズがあります。
8項目を達成し、準備が整った方はぜひチャレンジを!
お待ちしております。
◎短期集中ーコース・エントリークイズ
https://jstcd.or.jp/mastercourse/
※クイズは何回でも受けることができます。
◆【研究会でもメルマガを発行しています】
皮膚臨床技術研究会では
メルマガ『非接触生活プロジェクト』を
発行しております。
非接触生活を実践している方に向けての
実践のコツや、研究開発の進捗等を
お知らせしています。
上記でご案内した
「3ヶ月短期集中コース」で
必要になるパスワードも
メルマガでお知らせしていますので、
よろしければご登録くださいね。
◎メールマガジン『非接触生活プロジェクト』
https://jstcd.or.jp/mailmagazines/
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皮膚臨床技術研究会のシニアフェロー、
牛田専一郎です。
「いよいよラーナー講座も
最終回なんですね!」
そうなんです、白木さん。
今日は講座の締めくくりとして
非接触生活を続けていくための
マインドセットについてお話しします。
▼先輩フェロー直伝、ノーメイク生活の楽しみ方
非接触生活・8つの習慣を
完全に達成するためには
時に我慢や、緊張を伴うこともあるでしょう。
とりわけ大きなストレスになりやすいのは
“日常的にメイクをしないこと”
かもしれません。
肌トラブルを隠したいのに、隠せないーー。
そんな葛藤を感じている方に
ぜひ読んでいただきたい、
3つのメッセージをご紹介します。
◆【ノーメイクには夢がある!】
(Fさん:40代・女性)
私が考えるには、ノーメイクで過ごすということは
生き方にもつながることだと思います。
私は直近の肌の状態に一喜一憂するのではなく
年齢を重ねる毎に知識や経験が増え、
そして肌がきれいになっていくという状態に
非常に喜びを感じております。
是非とも、周囲の方に夢を与えるぐらいの気持ちで
ノーメイクにチャレンジしてみてください。
年をとればとるほど、きれいになるなんて
夢があると思いませんか?
◆【弱い肌=良い肌、と捉えてみては】
(Yさん:30代・女性)
化粧をしても、それはあくまでも
“化けている私”であり、
根本的な部分で自信が増すことはなかったし、
化粧を落としたあとの素肌が
何よりずっと気になり続けました。
私は自分を認めたり愛したりしないようになり、
肌に対しても否定ばかりしてきたように思います。
非接触生活を過ごしている今だって、
やはり波はあり、“もう私の肌やだ!”と
泣きたくなることがあります。
でも、隠した綺麗はもうとっくに欲しくないんです。
自分の本来の“素”の綺麗と元気、
本来の健康が欲しいんです。
それが揺るがないようになるのが目標です。
弱い肌は良い肌だと捉えてみてはどうでしょうか。
すぐに反応が出る。困る。
でもそれはちゃんと日々自分に伝えようと
してくれているんだなあ、って。
◆【目先のきれいよりも10年後の美肌を】
(Tさん:20代・女性)
仕事の日も含めたほぼ毎日、
肌には何もつけずに過ごしています。
始めたばかりの頃は、普段はメイクを我慢して
特別な時はきちんとメイクしようと
思っていたのですが、
「皮膚生理を妨げて美肌から遠のいている」と
思うようになり、メイクが必要な時でも
お粉をブラシで付けるだけになりました。
ノーメイクに抵抗を感じる方は、
「目先のきれいを手に入れるよりも、
10年後も美肌でいられる方がいい」
と、考えてみてはいかがでしょうか。
非接触皮膚科学のサイトでは
先輩フェローから寄せられた
“ノーメイク生活を楽しむコツ”を掲載しています。
ぜひご参考になさってくださいね。
☆ノーメイクに抵抗があるなら:
実践者からのアドバイス
http://hisesshoku-derm.com/contents/interactive/nomake.php
▼ゆったりとした気持ちで、希望を持って。
白木さん。
先輩フェローのアドバイスはいかがでしたか?
「ノーメイクには忍耐がつきものかと思いきや、
みなさん明るく、希望を持ってのびのびと
取り組んでいらっしゃるのが印象的でした」
そうですね。
長く続けていくためには、
短期的ではなく長期的な視点を持つこと。
そして、希望と気持ちの余裕を持つことが大切です。
小さな改善に気づき、喜ぶことが励みになりますから
肌の写真を撮ったりメモをつけたりして
記録を残すといいかもしれませんね。
そして、ときには息抜きを。
肌のことばかり気にしてしまうときは
視野を広く持つように心がけて、
気分転換をしてくださいね。
▼これで講座は終了です。
非接触生活を
これから始める方のためのラーナー講座。
全7回をお届けしました。
白木さん、いかがでしたか?
「すっかりできているつもりの非接触生活でしたが、
良いおさらいの機会になりました。
みなさん、1週間おつかれさまでした。
これからも一緒に取り組んでいきましょうね~!」
受講生のみなさん、
最後までお読みいただき
ありがとうございました。
非接触生活の最新情報、
そして牛田と白木の近況!?は
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最後に、皮膚臨床技術研究会からのお知らせです。
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◆【3ヶ月短期集中コースのご案内】
このラーナー講座を終了された方は、
トレーニーにステップアップすることができます。
ラーナー期間中に
毛穴・カサつき・炎症・かゆみ・ニキビ・
くすみ・角化症が改善した方は、
8つの生活習慣が達成できているということ。
ぜひトレーニーにステップアップして
非接触生活3ヶ月短期集中コースに
チャレンジしてくださいね。
短期集中コースでは、ASVC35を使用しながら
色素沈着、シミ、シワの改善を目指します。
詳細はこちらでどうぞ。
◎「長年の肌トラブルに悩む人のための
非接触生活サポートプログラム」
https://jstcd.or.jp/supportprogram/hsp/
短期集中コースにエントリーするには
簡単なクイズがあります。
8項目を達成し、準備が整った方はぜひチャレンジを!
お待ちしております。
◎短期集中ーコース・エントリークイズ
https://jstcd.or.jp/mastercourse/
※クイズは何回でも受けることができます。
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皮膚臨床技術研究会では
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上記でご案内した
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必要になるパスワードも
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https://jstcd.or.jp/mailmagazines/
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